犬の飼育はどうすれば良いのか?神澤さんに聞いてみた

犬を飼いたいとなったときに初めて飼う場合は何から行えばいいのか分かりませんよね。

そこで飼う祭の飼育方法について、犬好きの神澤光朗さんに聞いてみました。

参考ブログ→神澤光朗のDOGライフ

まず大前提として飼ったら途中で投げ出さないようにして下さい。

物とは違い犬は動物で人間と同じように生きています。

飽きたからと言って捨てるなどは言語道断です。

 

動物病院で健康診断をしてもらう

飼い始めたら出来るだけ早く行って欲しいのが、動物病院へ連れていくことです。

そこで健康診断をして貰いましょう。

病気になってから行くのではなくて健康かどうかを事前に知っておくのは大事です。

かかりつけの動物病院が見つかれば今後何か問題や困ったことがある時に相談に乗ってもらいやすくなります。

初めて飼うという人は病院にて飼育方法を聞くのも良いでしょう。

ご飯の量やどんなしつけをすればいいのかなど質問することで丁寧に答えてくれます。

後は今後必要となってくるワクチンの接種や予防接種、避妊手術や去勢のタイミングなども病院に行くことで教えて貰えます。

飼い始めたら出来るだけ早く動物病院へ連れていくことを頭に入れておいて下さい。

 

ご飯は適切な量をあげる

次は飼育の中でも大変なご飯に関してです。

種類や体の大きさによって食べる量などは違います。

そのため適切な量を上げるようにしましょう。

少なすぎると痩せ細っていってしまいますし、多すぎると太っていってしまいます。

どうやって適切な量を決めれば良いのかと言うと体重計を利用します。

体重計に乗せて測ることで適切な量が分かります。

体重が分かった後はドックフードの裏をみて下さい。

裏面には体重ごとに上げるべき適切量が書かれています。

それ通りに従って上げて下さい。

後ポイントとして年齢がまだ若い場合はご飯を水でふやかすと良いです。

食べやすいのと消化に良いからです。

ただ一つ注意して欲しいのは熱湯でふやかすのだけはダメです。

理由は大事な栄養素が熱湯をかけることで壊れてしまうからです。

出来るだけ水を利用するようにしましょう。

それと人間とは違い犬には絶対に食べさせてはいけないものがあります。

それも結構な数があるのできちんと飼い主が把握するようにするのが大切です。

食べさせてはいけないものを与えると、お腹を壊したり嘔吐する場合があります。

症状が酷い場合は意識を失うなどの命に関わってしまうこともがあるので十分な注意が必要です。

食べさせてはいけないものの例を挙げるとたまねぎやにんにく、牛乳や緑茶などです。

牛乳は特にお腹を壊す危険がかなり高いので気を付けてあげましょう。

他にも食べさせてはいけないものはたくさんあるので事前に確認をしましょう。

万が一食べてはいけないものを与えた場合はすぐに動物病院へ連れて行って医者に診てもらうようにします。

 

犬のしつけについて

次にしつけに関してです。

しつけは飼育の中でも最も難しい問題とされています。

大人しい子なら良いのですが全ての犬がそうではありません。

中には全く言うことを聞かない子もいてどうすれば良いのか分からないという人も多いです。

しつけに失敗すると飼い主の言うことを全く聞いてくれないなど日常生活を送る上で苦労をします。

しつけの方法としては適度に褒めつつも、やってはダメなことは即座に注意することが大切です。

良いことをしたり、いうことを聞いてお利口にしていたら全力で褒めてあげます。

褒める時は少し大げさなぐらいが良いです。

逆に悪いことをしたら即座に叱りましょう。

叱る時は頭ごなしで怒るのではなくてダメでしょという程度が良いです。

ただトイレをトイレ以外の場所でやってしまい失敗した時に関しては叱らないようにして下さい。

理由は叱られることでトイレ事体をしてはいけないのかと認識してしまうからです。

そうなると隠れてトイレをするようになります。

特に家に来たばかりの子はまだ場所を把握していません。

トイレに関する失敗をした時は何も言わずに片付けをして下さい。

逆にトイレをきちんとした場所で出来た時はめいいっぱい褒めてあげましょう。

ついでにトイレに失敗した時の掃除は念入りに行うようにして下さい。

おしっこの臭いが付いたままだとそこがトイレだと勘違いしたまま、次回もその場所でトイレをしてしまう可能性が高いです。

臭いを取るためにもアルコールを利用してしっかり除菌するのが良いです。

 

散歩

次に犬を飼育する上で大切な散歩です。

猫とは違い必ず散歩へ連れていく必要があります。

行ける日は出来るだけ毎日散歩へ連れて行ってあげて下さい。

散歩は特段朝でも夜でもいつでも好きな時に行っていいですが、ご飯を食べた直後にすぐ散歩へ行くのは辞めましょう。

ご飯直後に活発に動くことで胃捻転等の病気になるリスクが高まってしまいます。

それと散歩中に便をすることがありますがきちんと片付けるようにします。

ペットを飼う上でのマナーなのでそのまま放置するのだけは絶対に辞めて下さい。

犬の飼育は簡単なものではありません。

しっかりと愛情を持ってお世話をしてあげるようにしましょう。